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1.病気・ケガをしたとき

1−12.差額負担の医療をうけるとき
 健康保険では、ふつう保険診療の枠からはみ出した医療を受ける場合は、保険による医療を受ける権利を放棄したものとみなされ、すべての医療費が自費払いになるのが原則です。
しかし、次のようなケースでは、保険の枠を超える部分については、その差額を負担して治療やサービスを受けられるようになっています。


【1】高度先進医療を受けたとき(保険外併用療養費)
 都道府県知事の承認を受けた大学病院などの特定承認保険医療機関において保険給付に取り入れられていない高度先進医療を受けたときに限り、技術料以外の医療費(診察料、薬剤費、入院料など)は保険外併用療養費として健康保険から給付されます。健康保険の枠からはずれる高度先進医療の技術料に関しては、差額として自己負担することになります。
 
 この高度先進医療に伴う保険外併用療養費は、医療機関が患者にかわって医療費を健康保険に請求しますので、窓口での支払いは一般の保険診療と同様になります。

※ この場合の高度先進医療とは、医療技術として学会などでは認められていますが、一般の保険医療で行うにはまだ高度な専門性を必要とする医療で、中央社会保険医療協議会(中医協)から承認を得た治療法を指します。
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【2】入院の際の室料
 健康保険では、入院はふつうの一般室に入ることになっています。しかし、希望すれば個室などの上級室にも入れますが、その場合には、健康保険で定めた入院室料との差額を自己負担することになります。(差額ベッド代)最近では、病院によっては一定の条件を満たした2〜4人部屋でも差額料金をとることがありますので、差額が必要なのか、を前もって確認してから入院したほうがよいでしょう。
 ただし、治療上の必要があったために集中治療室に入った場合などは差額は負担しなくてもよいことになっています
医療費控除の対象となりますので
   領収書は大切に保管しましょう
【3】歯科治療の一部
 健康保険で認められていない材料を使用したり、治療を行った場合は、自由診療となり、すべて自費払いとなりますが、前歯の治療、金属床総義歯、13歳未満の方に行われるフッ素塗布・シーラントに限っては、そのような場合でも健康保険で認められている範囲との差額を自己負担すればよいことになっています。

関連 / 1−13.歯の治療をうけた

【4】180日以上の入院
 入院の必要が低いにもかかわらず、患者側の事情により入院を続ける場合は、入院基本料等の85%のみを保険給付の対象とし、差額は自己負担します。(対象除外になる状態や、すでに入院している患者への経過措置などが別途定められています)

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